FIFAワールドカップ2026:日本からの旅行トレンドと開催地
*米国時間2月3日に公開された“FIFA World Cup 2026™ travel trends, revealed”の抄訳です。
FIFAワールドカップ2026への期待が高まる中、世界中で旅行計画が本格化しています。特に歴史的名勝負や、番狂せが起こりやすい熱戦を観覧しようと、開催初期の試合への需要が急上昇してます。Airbnbは、ゲストの傾向や、ファンが試合会場だけでなく、開催国各地の隠れた魅力を巡る「ゲートウェイ」旅行と呼ばれる新たな動きまで、ワールドカップ期間中のトラベルトレンドに関する最新のインサイトを発表します。
宿泊需要を最もけん引している試合
全体として、アメリカ、イギリス、カナダからのゲストが、試合日程に合わせた宿泊検索を最も多くおこなっています1。Airbnbで宿泊需要が特に高まっている試合と、大会期間中の旅行検索数が最も多かった国・地域は次のとおりです。
| Airbnbの宿泊先の検索数に基づく、最も人気があるワールドカップの試合2 | ワールドカップ旅行の検索数が上位の国・地域3 |
| 6月13日ハイチ対スコットランド(米マサチューセッツ州ボストン) | アメリカ |
| 6月13日ブラジル対モロッコ(米ニューヨーク・ニュージャージー) | イギリス |
| 6月11日メキシコ対南アフリカ(メキシコ、メキシコシティ) | カナダ |
| 6月16日フランス対セネガル(米ニューヨーク・ニュージャージー) | メキシコ |
| 7月2日グループH1位対グループJ2位(ベスト32)(米カリフォルニア州ロサンゼルス) | フランス |
| 6月25日エクアドル対ドイツ(米ニューヨーク・ニュージャージー) | ドイツ |
| 6月22日ノルウェー対セネガル(米ニューヨーク・ニュージャージー) | ブラジル |
| 6月12日アメリカ対パラグアイ(米カリフォルニア州ロサンゼルス) | コロンビア |
| 6月19日アメリカ対オーストラリア(米ワシントン州シアトル) | オーストラリア |
| 6月21日ウルグアイ対カーボベルデ(米フロリダ州マイアミ) | アルゼンチン |



家族連れやグループが早期の旅行需要をけん引
Airbnbのデータによると、ワールドカップは世界中から家族連れやグループを惹きつけており、まさに一生に一度の機会に参加しようとする人々で盛り上がっています。実際、これまでに予約が行われたワールドカップ観戦旅行のうち、半数以上は家族連れやグループによるものです4。
- 開催都市の中で、ワールドカップ観戦旅行の予約をする家族連れに最も人気があるのはロサンゼルスで、サンフランシスコ、シアトル、バンクーバー、マイアミ、カンザスシティの需要も高まっています5。
- こちらのグループでは、2泊の滞在が予約の30%近くを占め、次に多いのが4~5泊の滞在(20%以上)です6。
- シカゴ、バージニア州アーリントン、ロサンゼルスを拠点とする家族連れの予約が最も多く、アメリカの主要都市からの関心が高いことがわかります7。
- 多くの家族連れは、より広くて手頃な料金の宿泊先を選んでおり、家族連れの予約の約75%の宿泊先に、寝室が2つまたは3つあります8。
Z世代のファンは、グループで長距離旅行へ
今回の大会は、特に若い旅行者から人気を集めています。彼らの旅行の傾向を詳しくみると、開催国以外のZ世代のゲストが強い関心を持ち、グループでワールドカップを体験することを好む傾向があることがわかります。
- Z世代のゲストは予約全体の15%以上を占めており、そのうち約半数がグループで旅行しており、ワールドカップ観戦旅行が”みんなで楽しむ”という傾向を持っていることを反映しています9。
- Z世代ゲストの旅行先として最も人気があるのはロサンゼルス、マイアミ、ニューヨークで、その40%以上が3~5泊の旅行を予約しています10。
- 開催国外からの関心も顕著で、Z世代のゲストの出発地としてはロンドンとグラスゴーが上位に上がっており、東京とロサンゼルスがそれに続きます11。
開催都市以外の旅行先を探索する「ゲートウェイ」旅行がゲストに人気
多くの旅行者が、ワールドカップ観戦をきっかけに開催国のほかの地域を旅する「ゲートウェイ」旅行を楽しんでいます。特に遠方から訪れるゲストにその傾向が顕著です。実際、アメリカ以外の国・地域からワールドカップを訪れる旅行者が、大会をきっかけとしたゲートウェイ旅行の70%を占めており12、ほかにも興味深いトレンドを生み出しています。
- アメリカ以外の国・地域から訪れるゲストは、ワールドカップ観戦旅行においてアメリカのゲストよりも多くの目的地を訪れており、平均で3泊長く滞在します13。
- 滞在日数では、中南米からの旅行者が平均16泊とより長く、次いでヨーロッパ(14泊)、アジア太平洋(13泊)、アメリカとカナダ(10泊)からの旅行者となっています14。
- 旅行期間がどの国・地域よりも長いのはアルゼンチンからの旅行者で、旅行中に訪問する目的地の数が最も多いのはドイツからの旅行者です15。
ファンも白熱、日本代表戦が検索ランキング上位に
全世界で盛り上がりを見せているFIFAワールドカップ2026ですが、日本在住のゲストの熱気も負けていません。日本でも世界的なトレンドと同様にZ世代の伸び率が高く、若い世代のサッカーファンが観戦旅行をリードしています。Airbnbでの日本在住ゲストによる検索データから、同大会期間中に人気の高かった試合は次の通りです。
- 6月14日 オランダ対日本(米テキサス州ダラス)
- 6月20日 チュニジア対日本(メキシコ・モンテレイ)
- 6月25日 日本対UEFAプレーオフB勝者(米テキサス州ダラス)
- 6月15日 イラン対ニュージーランド(米カリフォルニア州ロサンゼルス)
- 6月22日 アルゼンチン対オーストリア(米テキサス州ダラス)
また、日本人ゲストによる開催都市別の検索の動向を見ると、特にダラスやヒューストン、カンザスシティなどアメリカ南部の都市への関心が高まっていることが分かります。これらの検索傾向からも、日本のサッカーファンがワールドカップ観戦をきっかけに現地での応援や滞在を積極的に検討している様子がうかがえます。
会場周辺の宿泊先は、手頃な価格で。今からでも予約はまだ間に合います
Airbnbは、FIFAワールドカップ2026の公式サポーターとして、開催都市の住民の方々がワールドカップ期間中にお部屋を掲載し、追加収入を得られるよう支援しています。Airbnbの魅力は、手頃な料金で滞在できるさまざまな宿泊先と、ホストのみなさまが提供する価値にあります。
開催都市全体で、予約可能な宿泊先の多くが1泊あたり500ドル未満で提供されており、早い段階で予約するゲストが多いという傾向からも、この価格帯の宿泊先が人気であることが分かります16。また、寝室が2つ以上ある宿泊先の多くが、1泊500ドル未満で予約可能です17。こうした宿泊先は家族連れやグループで一緒に滞在したい方にとって、より広い空間と優れたコストパフォーマンスを提供しています。
旅行計画のヒントとして、公式スタジアムに簡単にアクセスでき、1泊あたり500ドル未満の「ゲストチョイス」の宿泊先をいくつかご紹介します18。家族連れに適した広々とした宿泊先や、洗練されたデザインの都会的なロフト、くつろげるプライベートな隠れ家など、世界最大級のスポーツイベントの開催期間中に旅行者が滞在したいと思う宿泊先をいち早くご紹介します。
これらのユニークな宿泊先は、世界を舞台にお気にいりのチームが戦う試合を観戦しながら、現地ならではの体験を求める旅行者の高まりを反映しています。デロイトの最近の調査19によると、Airbnbのゲストは大会期間中、開催都市に36億ドルの経済効果をもたらすと予測されており、ホームシェアリングは地域社会にポジティブに貢献しています。


