インテリアデザイナーのホストから学ぶ、室内装飾のヒント
家で過ごす時間が長引くにつれ、以前は気にならなかった自宅の空間に違和感を覚えることも増えそうです。仕事用スペースで集中できない、子どもの遊び部屋からワクワク感がなくなった。そんなことはありませんか?今こそ、住空間を考え直す最高のタイミングです。
オハイオ州コロンバス在住のインテリアデザイナー兼ホストのBryanさんとCatherineさんに、世界中のAirbnbリスティングから想を得て、デザイン性を損わずに快適さを追求するための簡単なヒントや裏技をうかがいました。自宅で仕事場や遊び場、狭いお部屋をアップグレードする際にぜひお役立てください。
仕事専用のスペースを確保する
「ダイニングテーブルの隅やデスクなど、毎日、仕事道具を出したり片づけたりしなくて済む場所ならどこでも構いません。仕事専用のスペースを確保すれば、仕事とプライベートを区別でき、整理整頓に役立ちます」
どこでも遊べるようにする
「自宅ではあらゆるスペースが遊び場になるものの、きれいに片付いた状態を維持するのは簡単ではありません。家族全員が家にいる場合はなおさらです。子どもが遊ぶ部屋それぞれに収納用のカゴや箱を置いて、遊んでいないときはおもちゃを収納できるようにしましょう(プロ級ヒント:子どもに片付けを手伝ってもらいましょう!)。カゴや箱は配き場所を選ばない上、家具に収納するもの簡単なので、遊び終わったらすっきり片付いた空間を取り戻せます」
壁紙で大胆に楽しむ
「思い切って大胆なデザインを選んでみましょう。質感を加えたり、さまざまな模様を組み合わせるのもおすすめです。賃貸の方や、何年も同じデザインの壁紙を使いたくない方は、簡単にはがせるタイプの壁紙を選んでみてください」
狭い空間を美しく
「狭い部屋でも、美しくコーディネートすることは可能です。存分にこだわりましょう!大好きなアート作品を飾ったり、壁や天井に視覚的な魅力を高める工夫を凝らしたり、お部屋の温かみが増すような照明をつるしたりするとよいでしょう」
自然を取り入れる
「植物を飾れば、生き生きとした雰囲気と自然のエネルギーを簡単に取り込むことができます。ゴムの木やサンセベリアのように、手間がかからない植物がおすすめです。人工観葉植物を選ぶ場合は、窓際のように自然な場所に置いてみると、かなり本物らしく見えるはずです」
自宅の屋外スペースをカスタマイズする
「費用を抑えつつ効果の高い方法で、自宅の屋外スペースをカスタマイズしましょう。古くなった木製フェンスに新しい色のペンキやニスを塗りなおしたり、香りのよいハーブや元気が出そうな花々をたくさん植えた新しいプランターを置いたり。気分が明るくなるデザインの丈夫なラグを敷いてインドア感を演出するのもおすすめです。いろいろと試してみてください」