新たな旅行のトレンドは、 「近場の国内」「3密を避ける」「長期滞在型ワーケーション」
Airbnbは、本日、「ニューノーマル」と言われる新しい生活様式に対応した日本での取り組みを発表いたします。
Airbnbの予約動向によると、貸切タイプの物件から近場の国内旅行予約が回復しています。こうした傾向に基づき、国内需要を喚起する「Go Near – 身近にある、特別な旅」をテーマにしたマーケティングキャンペーンを実施していきます。さらに、安心して旅をしていただくために、清潔さ・衛生面も強化。Airbnbホスト向けに業界の標準となる強化された清掃スタンダードを作成し、ゲストは清潔で衛生的な宿泊先が検索可能になります。4月から開始した人気のオンライン体験も拡充、大阪市と民泊リーフレットも作成しました。Airbnbでは、継続して、旅行業界の回復に向け、安心・安全に旅をしていただける環境を構築して参ります。
民泊旅行のトレンドは、「近場の国内」「3密を避ける」「長期滞在型ワーケーション」
Airbnbの日本国内における需要を見ると、国内旅行予約の兆候が見受けられます。
78%
国内予約(6/7〜13の間で予約された数、前年同時期比)
80%
貸切タイプ
1.6倍
80km圏内
(前年の同時期比)
1.57倍
長期滞在(28泊以上の予約)
- 6月7日〜13日の間、Airbnbで予約された日本の国内旅行の予約数は、78%増と前年の同時期を上回る超える数値で、特に直近1−2か月先の予約が先月に比べ、303%と夏休みの予約が伸びています。特に、約1時間半ドライブ圏内の80km内の予約が、約1.6倍増(前年の同時期比)となり、近場の旅行から回復しています。
- さらに、約80%以上の予約が一軒家やマンション・アパートの貸し切りタイプとなり、「3密を避ける」まるまる貸し切りタイプが人気です。
- また、昨年よりも、28泊以上の滞在が約1.57倍伸びており、長期滞在のニーズも高いことが伺えます。
- アメニティ・設備検索では、キッチン付き(19.8%)、WiFi付き(18.9%)、エアコン付き(14.6%)、敷地内無料駐車場(12.1%)、洗濯機付き(10.1%)の検索が上位を占めることから、リゾート地などでテレワークしつつ休暇を取る「ワーケーション」や、出張と休暇を組み合わせる「ブレジャー」、長期滞在形などAirbnbを活用した新しい旅行スタイルが出現しています。
- 日本で人気の高い目的地トップ10は、以下のとおりです。
- 東京都
- 大阪市
- 京都府
- 福岡市
- 名護市
- 那覇市
- 沖縄県
- 名古屋市
- 札幌市
- 下田市
上記のデータは、6月7日〜13日に予約された宿泊データに基づきます
- 日本のウィッシュリスト(お気に入り)に登録されている上位リスティング
- 全面海を臨むオーシャンビュープライベートガーデン(静岡、熱海市)
- コースタルキャビン(千葉、いすみ市)
- Wide galley kitchen with island!And Roof terrace-2(東京)
- 最高級貸切 静岡県三島市 15億円の豪華ヴィラ『心月庵』(静岡、三島市)
- 東京から一時間弱 オーシャンビューの日常からかけ離れた空間(千葉、富津市)
国内旅行を喚起へ。「Go Near – 身近にある、特別な旅」のマーケティングキャンペーンを開始
こうした傾向と旅行者のニーズに合わせ、Airbnbはホームページ上に「周辺エリアの宿泊先」の項目を設け検索をしやすくするほか、遠方への移動を要さない旅行、宿泊、またオンライン体験を促進するため「Go Near – 身近にある、特別な旅」というスローガンのもと、メールおよびホームページなどで夏旅キャンペーンを日本マーケットにて6月30日より開始します。
車ですぐにお出かけできる近くの旅先や、家族や友人とゆったり快適に過ごせる自由なプライベート空間のまるまる貸切、一か月以上の長期滞在向け、さらに自宅から世界各地のホストの体験ができるオンライン体験を特集していきます。
「日本語版Airbnb清掃ハンドブック」を導入し、清潔で衛生的な宿泊先が検索可能に
Airbnbホストには、自宅にゲストを迎え入れている方も多く、ご自身のリスティングにそれぞれの思い入れがあります。Airbnbでは、実際に泊まるお部屋に関して、以前に宿泊したゲストから投稿されたレビューを読むことができ、全レビューのうち94%以上が清潔さに満足しているという回答結果になっています。
今後は、清潔さ・衛生面がさらに重要性を増していくことが予想されます。今年4月、Airbnbホスト向けに業界の標準となる強化された清掃スタンダードを作成すべく、Airbnbは元米国公衆衛生局長官Vivek Murthy博士に協力を依頼したことを発表しました。
日本でも6月15日より「日本語版Airbnb清掃ハンドブック」をホスト向けに導入しました。ゲストに安心して滞在してもらうために、ホストが日々の清掃で何を基準にお部屋を整えるべきかを、わかりやすい手順とチェックリストで紹介しています。清掃強化プログラムへの参加を表明したホストのリスティングページには特別なバッジが表示されるようになります。これによりゲストはホームシェアリング業界で最も厳格な清掃スタンダードを順守するリスティングを簡単に検索し、予約することが可能となります。強化された清掃スタンダードは、ホスピタリティ産業や医療衛生業に携わる主要な専門家の助言をもとに作成されており、ホストには基準を満たすためのツールやサポートが提供されます。
さらに充実するオンライン体験プログラム
新型コロナウイルスの世界的大流行の最中、健康と安全を守るために世界各地で自宅待機や外出自粛などの措置が取られていた2020年4月、Airbnbではご好評いただいていた対面型の体験をオンラインに切り替えました。オンライン体験を通じて、ゲストは自宅にいながら、世界中のインスピレーションを与えてくれるホストや新しい人々とつながり、そしてバーチャル旅行を体験することができようになりました。
日本での体験も伸びており、オンライン体験の全カテゴリーにて予約獲得数で人気トップ3の順番は、フード & ドリンク、カルチャー&歴史、スポーツ&ウェルネスです。
日本で人気のトップ3
地域に根付いた民泊の啓発活動:大阪市と協働し、民泊リーフレット配布
暮らすように旅をする民泊には、近隣住民のみなさまの理解が不可欠です。この度、Airbnbは、大阪市と協働し、民泊を正しく知ってもらうためのリーフレットを制作しました。「民泊とは何か?」「民泊のルール」といった民泊に対する疑問をわかりやすく解説しました。この取り組みは、大阪市における住宅宿泊事業等の適正な運営の啓発及び推進を図ることを目的として行われるものです。7月1日より順次、各区役所、大阪市サービスカウンター(梅田・難波・天王寺)、市民情報プラザ、市立図書館、大阪市保健所(環境衛生監視課旅館業指導グループ)などで配布されます。