「国内感染拡大収束後の未来の旅行に関する意識調査」を実施 〜パンデミック収束後の旅行は、「つながり消費」旅で身近な人と一緒に!〜
複数回の旅行意欲と、消費意欲の高さが浮き彫りに
Airbnbは、2021年2月初旬に日本全国で1,008人を対象にした「未来の旅行に関する意識調査」の結果を発表いたします。
新型コロナウイルスパンデミック収束後の旅行への意欲を明らかにすることを主に目的とした本調査では、63%が「パンデミック後の最初の旅行は、パートナーや家族と一緒に行く」と回答し、自分の身近な人との繋がりを求める「つながり消費」旅の傾向が明らかになりました。さらに、55%の人が「1年に2回以上の複数回の旅行をしたい」と回答し、ウイルス感染拡大中にできなかった旅行への高い意欲を示す結果となりました。旅行にかける費用でも、52%が3万円以上を費やすと見込んでおり、パンデミック後の最初の旅行への高い消費意欲もうかがえます。
また、「次回の旅行で宿泊施設を決定する際に、最も重要視するもの」としては、手頃な価格(65%)、安全性や衛生規定がしっかりしていること(42%)、心のこもったもてなしの心とアットホーム感(24%)がトップ項目となりました。
世代別では、GenZ世代(18歳ー24歳)は、22%が「2021年の旅行をすでに予約し、または予定を立てている最中だ」と回答し、80%が「1年に1回以上の旅行をしたい」と回答、海外旅行の意欲も34%と、どの世代よりも高く、どの世代よりも「繋がりが弱まっている(74%)」と感じている層だけに、旅の意欲が1番高い世代となりました。
Airbnb Japan 代表取締役 田邉泰之は以下のようにコメントしています。
「パンデミック後の旅行は、人々にとって、それ以前とは異なった意味を持つでしょう。旅行をすることで、孤立していた世界に終わりを告げ、人々は一層、繋がりを求めるようになります。家族や友人など非常に身近な人と有意義な時間を過ごす『つながり消費』です。また、今回の意識調査でも人々の衛生面の意識は非常に高いことが明らかになりました。Airbnbでは、ご自宅から身近な距離でのご利用を中心に、昨年強化した清掃プログラムのもとで1軒まるごと借りることもできる宿泊先が多く登録されていますので、三密を避けながら旅行を楽しんでいただけると思います。」
◇未来の旅行に関する意識調査
新型コロナウイルス感染症の収束後の初めての旅行では、誰に会いに行きますか、または誰と繋がりたいですか。(該当するものをすべて選択してください)
- パートナー(配偶者/恋人) 19%
- 家族 44%
- 小さいグループの友人(4人以内) 19%
- 大きなグループの友人(5人以上) 5%
- 誰とも会わない、1人で旅行をする 13%
- 旅行を計画しない 16%
<特記>
- 全体の結果では、パートナーや家族との旅行(63%)が最も高く、少人数の友人との旅行(19%)が続く。
- GenZ世代では、少人数の友人との旅行(31%)、家族(22%)、大きなグループの友人(20%)、パートナー(17%)と友人との旅行意欲が高い傾向に。
新型コロナウイルス感染症の状況が改善した場合、どの程度頻繁に旅行をしたいですか。
(回答を1つ選択してください)
- 1年に1回 23%
- 1年に2~3回 43%
- 1年に4回以上 12%
- わからない・旅行を計画しない 22%
<特記>
- 全体の結果では、1年に1回以上は、78%。2回以上との回答も、55%にも上る。
- 世代別では、GenZ世代が、1年に1回(9%)、1年に2~3回(50%)、1年に4回以上(21%)と、複数回以上の旅行意欲が71%と世代の中で最も高い。
2021年、(状況が改善することを前提に)ご自身の旅行計画に最もあてはまるものをお答えください。(回答を1つ選択してください)
- 少なくとも1つの旅行をすでに予約している 5%
- 現在2021年の旅行計画を立てている最中だ 8%
- 2021年に旅行をしたいが、まだ計画を立てていない 25%
- 2021年に旅行をするかどうかはわからない 23%
- 2021年に旅行をするとは思わない 39%
<特記>
- 全体の13%が、「2021年に旅行をすでに予約、または計画を立てている最中」と回答。「2021年に旅行をしたいが、まだ計画を立てていない」までの層を加えると、全体の38%に旅行意欲がある。
- 一方、39%が「2021年に旅行をするとは思わない」と回答しており、まだ不安が残る層もいる。
- 収入別に見ると、収入が高いほど旅行を予約または計画を立てている最中との回答が高い。
- 8,000,000円以上15,000,000円未満(37%)
- 15,000,000円以上25,000,000円未満(43%)
- 25,000,000円以上(50%)
- 世代別では、Gen Z世代では、すでに22%が「2021年の旅行をすでに予約。または予定を立てている最中だ」と回答し、80%が「1年に1回以上の旅行をしたい」と回答、海外旅行の意欲も34%と、どの世代よりも高く、どの世代よりも「繋がりが弱まっている(66%)」と感じている層だけに、旅の意欲が1番高い世代となった。
新型コロナウイルス感染症の収束後に旅行が解禁された場合、次回の旅行でどのくらいの金額を費やすと思いますか。
- 10,000円未満 4%
- 10,001円~30,000円 21%
- 30,001円~50,000円 24%
- 50,001円~100,000円 18%
- 100,001円を超える 10%
- わからない・旅行を計画しない 23%
<特記>
- 全体の52%が3万円以上を費やすと見込んでおり、消費意欲が高い傾向に。
- すでに旅行を計画している層では、68%が3万円以上を費やすと回答。旅行を計画していない層よりも高い消費意欲がある。
- 一方、旅行意欲の高いGenZ世代では、10,000円未満(9%)、10,001円~30,000円(32%)と3万円未満が41%、3万円以上は40%という結果に。
新型コロナウイルス感染症の収束後は、どこに旅行に行きたいですか。
(回答を最大2つまで選択してください)
- 自分の居住地からほど近い、車で行ける距離内 32%
- 自然に近い場所 40%
- 国内の大都市 20%
- 他県に住む家族や友人の家 23%
- 海外 17%
- 天気の良い国内のどこか 11%
- その他 10%
<特記>
- 自然に近い場所が40%と高い。続いて、自分の居住地からほど近い、車で行ける距離内が32%。
- 海外旅行は、全体では17%だが、GenZ世代では、34%が海外旅行に行きたいと回答し、海外旅行の意欲が世代の中で最も高い。
次回の旅行で宿泊施設を決定する際に、最も重要視するものをお答えください。
(回答を最大3つまで選択してください)
- 安全性や衛生規定がしっかりしていること 42%
- 地元コミュニティとの近づきやすさや交流機会があること 9%
- 人混みや観光中心地からの距離が一定以上遠いこと 20%
- 緊急時に信頼できる現地での連絡先があること 8%
- 友人や家族グループに対応できる十分なスペースがあること 15%
- 心のこもったもてなしの心とアットホーム感 24%
- 手頃な価格 65%
- ユニークなデザイン 2%
- 設備(プール、キッチン、暖炉など) 17%
- 近隣の娯楽エリアに近い 15%
- その他 8%
<特記>
- 全体では、手頃な価格が65%、安全性や衛生規定がしっかりしていることが42%、心のこもったもてなしの心とアットホーム感が24%の順に高い。
- 35歳以上では、手頃な価格、安全性や衛生規定がしっかりしていること、心のこもったもてなしの心とアットホーム感が上位回答となったが、GenZ世代、ミレニアル世代では、手頃な価格、安全性や衛生規定がしっかりしていることに続いて、設備(プール、キッチン、暖炉など)が高くなった。
新型コロナウイルス感染症の流行中、日々の生活の中において次の人々との繋がりはより強まった、あるいは弱まったと感じますか。当てはまるものをお答えください。
- 繋がりは非常に強まった 2%
- 繋がりはやや強まった 11%
- 繋がりはやや弱まった 35%
- 繋がりは非常に弱まった 20%
- わからない/該当なし 32%
<特記>
- 全体の55%が「繋がりはやや・非常に弱まった」と回答。
- 特に女性の62%(男性:48%/全体:55%)の方が、繋がりが弱まったと回答。
- 世代別では、GenZ世代が66%と高く、シニア世代(65歳以上)が60%と続く。
<調査概要>
オンライン調査(2021年2月4日~8日)
サンプル数 1,008名
将来の見通しに関する記述:
このリリースには、当社および当社の業界に関する記述であって重大なリスクと不確実性を伴う、米国1995年私的証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act)の「セーフハーバー」条項(“safe harbor” provisions)で定義された「将来の見通しに関する記述」(forward-looking statements)が含まれています。このリリースに含まれる、旅行の将来、COVID-19パンデミックの影響、ホストとゲストの行動、並びに将来のパフォーマンス、見通し、計画、目標及び戦略を含む、歴史的事実に関する記述以外のすべての記述は、将来の見通しに関する記述です。これらの将来の見通しに関する記述が依拠している予想は合理的であると考えていますが、当社は、これらの予想が正しいことについて保証するものではありません。
以下の要因により、実際の結果が将来の見通しに関する記述と大きく異なる可能性があります。
•COVID-19パンデミックの影響と期間
•ホストとゲストを誘致し維持する当社の能力
•旅行およびホスピタリティ業界の更なるまたは継続的な衰退または混乱、もしくは景気後退、および2020年12月11日に米国証券取引委員会(the U.S. Securities and Exchange Commission)に提出された当社の目論見書の「リスク要因」、「経営陣による財政状態および経営成績の検討および分析」、および「将来の見通しに関する記述に関する注意事項」の各項目において議論されているその他の要因
将来の見通しに関する記述は、このリリース日時点においてのみ述べられるものであり、このリリース日時点での当社の考えと意見を反映するものです。当社は、このリリースに含まれる情報を更新または改訂する義務を負うものではありません。