東京2020大会を機に、日本財団ボラサポとAirbnb Japanが全面協力!

コロナ禍でも「シティキャスト」が競技会場のある「私たちの街の魅力」をオンラインで国内外に徹底アピールします!

〜Airbnbオンライン体験を通じて220以上の国・地域の人たちに日本観光気分を届けます〜

国際オリンピック委員会(以下、IOC)と国際パラリンピック委員会(以下、IPC)のTOPパートナーであり、世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームのAirbnbの日本法人は、一般財団法人日本財団ボランティアサポートセンターと共同で「City Castによるバーチャルツアー」を実施する運びとなりました。本件は東京2020参画プログラム(以下、アクション)に認証されています。

当アクションでは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)期間中に、競技施設が所在する各県・市区町村の魅力を世界に発信する「シティキャスト(都市ボランティア)」をサポート、海外及び日本国内で、試合会場に直接足を運ぶことができなかった観光客を想定し、「観光ガイド」として観光気分を盛り上げていきます。Airbnbのプラットフォームにて、シティキャストが7月8日からオンライン体験予約受付を開始、7月30日から8月29日の期間で実施します。

【当アクション実施の背景】

新型コロナウイルス感染拡大の懸念が続く中、今年3月には海外からの観戦客受け入れが見送りになるなど、東京2020大会の運営は大きな影響を受けています。また、開催1ヶ月前に迫るタイミングで国内観戦者の上限に関する決定も発表され、競技会場が所在する街の魅力に触れる機会が、著しく減ることが見込まれます。それに伴い、当初の見込みよりも著しく人流が減少することが予想されており、主に空港・主要駅・観光地などで街の魅力を伝えるシティキャストの中には、残念に思っている方もいます。

そのような中、日本財団ボランティアサポートセンターは「シティキャスト」を運営する各自治体と協力し、競技会場が所在する11の自治体のうち9つで活動する89人・20グループの有志による「私たちの街の魅力」を国内外にアピールするオンライン体験をAirbnbで実施、コロナ後を見据えていつかは訪れたい観光地のプロモーションに役立てていきます。コロナ禍で弱まった「人と人との繋がり」への需要が高まる中で、国内外の将来の潜在観光客との繋がりを支援、東京2020大会の機運醸成に寄与していきます。

主な「シティキャスト」によるバーチャルツアーの概要は、以下の通りです。

【主な概要】

  1. 実施予定エリア(9自治体)とツアーを提供するホスト数(89人・20グループ)の内訳
  • 東京都:26名(5グループ)
  • 宮城県:  6名(2グループ)
  • 福島県:  2名(1グループ)
  • 茨城県:  2名(1グループ)
  • 埼玉県:10名(2グループ)
  • 千葉県:14名(3グループ)
  • 横浜市:17名(3グループ)
  • 藤沢市: 6名(1グループ)
  • 静岡県: 6名(2グループ)

※7月8日現在

  1. シティキャストによるバーチャルツアー予約について
  • 自治体ごとに、複数のシティキャストがグループ単位で観光案内を行います。
  • 先着順・規定の枠が埋まり次第、満席表示になります
  • グループ予約も可能
  • 言語:日本語、英語
  • 無料
  1. 関連ウェブサイト

<日本財団ボランティアサポートセンター理事長 渡邉 一利コメント>

この度は世界中にファンの多いAirbnbとこのような取り組みを進める運びとなり、大変うれしく思います。新型コロナウイルスの感染拡大により、今大会では海外からの観戦客の方々が来訪できない形となりました。国内における人流も制限される中、観戦客の方々を街中で出迎え、シティキャストとしての活動を楽しみにしてきた皆さんにとっては、非常に残念な状況であります。

そうした中、日本の観光地の魅力や東日本大震災からの復興に向けて歩む被災地の姿を、オンラインを通じて国内外に発信できる今回の取り組みは、シティキャストの皆さんにとっては大変貴重な機会となります。この取り組みが大会の気運醸成と共に、大会後のボランティアレガシーの醸成に繋がることを祈念しております。

<Airbnb Japan 代表取締役 田邉泰之コメント>

コロナ禍で開催される今年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、競技会場が点在する各都市を訪問して地元の人々と交流し、文化や歴史、風光明媚な名所を楽しむことが非常に難しくなりました。東京2020大会が無事終了し、感染拡大が収束した後の大会実施のレガシーのひとつとして、このプログラムを通して、コロナ後を見据えていつかは訪れたい観光地のプロモーションに役立てたいと考えています。また、コロナ禍での東京2020大会時においてオンライン体験という安全・安心な応援の場を提供することで、大会の機運醸成に寄与していきたいと考えております。

※画像はこちらからダウンロードいただけます。

参加シティキャストグループのご紹介(一部)

  • パラ・パワースポットを巡る東京2020競技会場紹介ツアー・パラマラソン編 – 競技会場の映像レポートを交えながら、パラリンピックマラソンのコース上にある東京中心部の地理、歴史、パワースポットなどを元地理教諭とベテランボランティアがトリビアを交えながら紹介。パラリンピックマラソン競技の特性と大会を契機とした共生社会へ向けての取り組みも紹介します。
  • 東京2020大会宮城県・東松島から復興ありがとうツアー – 宮城県都市ボランティア(語り部ボランティア)による東松島市の復興へのあゆみを伝えるツアー。震災資料館のほか、東松島の見どころやグルメの紹介、地元の方のインタビュー動画、さらにSDGsに関する取り組みなど、今後の取り組みなども紹介します。
  • 東京2020大会福島あづま球場エリアコース – 書道教室の先生とその弟子のコンビによる、震災や原発事故から元気に復興へと歩む福島の景勝地を紹介するツアー。ソフトボールと野球の会場となる福島あづま球場エリアの紹介のほか、日本のかな書の説明と、かな書道の実演も行います。
  • 東京2020大会さいたま市の隠れた魅力ツアー – アルゼンチン出身の都市ボランティアを含む4名のさいたま市在住のシティキャストが、東京2020大会の競技会場となるさいたまスーパーアリーナと埼玉スタジアム周辺の、ガイドブックにはない隠れた魅力を紹介します。

<一般財団日本財団ボランティアサポートセンターについて>

日本財団ボランティアサポートセンターは、2017年6月に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と日本財団が締結したボランティアの連携・協力に関する協定に基づき、当該協力に係る事業を実施する団体として設立されました。日本財団グループのボランティア育成・運営のノウハウを生かし、 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の運営をサポートします。 また、大会後もボランティアの楽しさを日本中に届け、 人と人との繋がりを生み出し続けます。

<Airbnb (エアビーアンドビー)について>

Airbnbのコミュニティは、2人のホストがサンフランシスコの自宅に3人のゲストを迎えた2007年に生まれ、以来、ホスト数は400万人に増え、世界中のほぼすべての国と地域にわたる都市で、9億人を超えるゲストをお迎えしてきました。Airbnbのホストは、今日もまたオリジナリティあふれる滞在とユニークな体験を提供しており、ゲストが心のつながりと居心地の良さとともに世界を体験することを可能にしています。

※「Airbnb」「エアビーアンドビー」「エアビー」の各名称およびロゴはAirbnb Inc.の登録商標です。