Airbnb、国際女性デーを前に女性を対象とした調査結果を発表 日本における2019年度の女性ホストの収入は270億円を突破 〜
〜 Airbnbのホーム・体験ホストを通じて、生きがいと収入を得る機会創出が明らかに 〜
Airbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下:Airbnb、日本語名:エアビーアンドビー)は、3月8日の国際女性デーに際し、Airbnbで活躍する女性ホストの調査結果を発表します。
Airbnbには2種類のホストがあり、宿泊場所を提供する「ホームホスト」と、自らの経験や趣味・特技を活かした体験プログラムを提供する「体験ホスト」が日本のみならず世界各地で活動しています。世界における女性の割合は、「ホームホスト」が54%、「体験ホスト」では50%にものぼり、それぞれで女性が創意工夫を凝らしてゲストをもてなし、収入に繋げています。特に女性の「ホームホスト」の比率が多い国を見ると、ニュージーランドが64%、オーストラリアとフィリピンが61%、南アフリカは60%です。日本においても女性ホストの活躍は例外ではなく、ホスト総数に占める女性の割合は46%、また、2019年度の女性ホストの総収入は約271億円2(2億4,884万ドル)に上りました。他方、世界では52%、日本では49%の女性がゲストとしてAirbnbを利用しています。
Airbnbのプラットフォームを用いて活躍する女性がホストになったきっかけとして、起業、副業、第二のキャリア形成、Iターン、地元への貢献、世界の人と交流したいなどの様々な理由が挙げられますが、すでに巣立っていった子どもや友人などから薦められたことがきっかけで始める方たちも多くいます。そしてホストになった後は、女性ならではのおもてなしの感性と視点でゲストを迎え、女性同士でコミュニティを形成して意見交換を行うなどの事例もあります。出産や育児をはじめ、配偶者の地方転勤や介護などの外的要因から受けるライフスタイルの変化にも、当社のホストであれば、どこでもいつでも始められ、各人の状況に合わせた働き方が可能となります。
Airbnbの女性ホストとして活躍する寺島祐貴子さん(東京都在住、60代)は、長年義母の介護を続けられ、さらに数年前には配偶者を亡くされたのちの2018年、当時海外に住んでいた娘さんから体験ホストを薦められことがきっかけで、ホストデビューを果たしました。家庭でつくる寿司を中心に、着物や茶道などの日本文化も教えており、多くの出会いを通して、毎日を快活に過ごされています。寺島さんは次の通りコメントしております。「特に才能もなく平凡に生きてきた人間が、通常ならリタイアする人生の後半を再び今までの趣味や得意分野を生かして人と交わり、生きがいを見出すことができました。生き生きと輝ける一つの選択がAirbnb だと思います。実際Airbnbの体験ホストになり、私の人生はより彩られるようになりました。」
世界経済フォーラムが世界153ヵ国の男女格差状況を発表した2019年版「ジェンダー・ギャップ指数」によると、日本は121位と過去最低の順位となり、G7の中で圧倒的に最下位でした。また経済分野での日本のランクは、賃金格差が67位、労働力参加79位、所得108位といずれもかなり低い結果となりました。政府は、2019年6月に「女性活躍加速のための重点方針2019」を策定し、女性が輝く社会づくりを推進していますが、継続して日本社会全体で取り組んでいかなければならない課題となっています。
ホストになることは多様で柔軟な働き方の一つになり得ることができ、Airbnbは女性が生き生きと輝き活躍できる社会の実現に貢献してまいります。
体験ホスト
ホームホスト
#HostWithHerキャンペーン
Airbnbは、国際女性デーを記念して枠にとらわれないキャリアパスを追求し、他の女性に影響を与えるような様々なインスピレーションあふれる女性ホストにスポットライトを当てた特設サイト(#HostWithHer)を開始しました。女性ホストのストーリーと、女性ゲストの利用におすすめなAirbnb宿泊と体験を紹介しています。詳細はこちらをご覧ください。http://www.airbnb.com/HostWithHer-JP