「スーパーホスト」はどこがスーパーなのでしょう?
今月でAirbnbのスーパーホストプログラムは5周年を迎えました。スーパーホストのステータスを何度も維持されてきた多くの素晴らしいホストのみなさまの中から、今回は何人かをご紹介し、記念すべき節目をお祝いします。
2014年にプログラムがはじまって以来、世界中で3,000人以上のホストが、四半期ごとに審査を連続20回クリアし、スーパーホストのステータスを獲得されてきました。5年間スーパーホストであり続けるための秘訣はなんでしょう?20回連続ステータスを維持しているスーパーホストのストーリーを初公開。おもてなしのレベルアップに役立つエピソードとユニークな取り組みとは?
140万人
過去5年間にスーパーホスト
ステータスを獲得したホスト
59%
女性スーパーホストの割合。
男性40%、1%未公開
(過去5年間スーパーホストが占める男女別比率)
46歳
スーパーホストの
平均年齢
スーパーホストでないホストの平均年齢は42歳
Larrelleさん(オーストラリア、ウーラミア在住)
自分は内向的な性格にもかかわらず、Larrelleさんとご主人はオーストラリアで人気のビーチタウン、ハスキッソンのすぐ近くの20エーカーの牧場にある広々としたゲストコテージをAirbnbで貸し出すという冒険に乗り出しました。「はじめてみると、とても自然に感じたので驚きました。普段は人付き合いが少なく、どちらかといえば動物と一緒にいることが好きなのですが、さまざまな人と知り合ったり、ゲストの冒険話を聞いたりして私たちの生活を共有することが本当に楽しいのです」とLarrelleさんは言います。「私たち家族や動物と一緒に過ごしているゲストの笑顔を見れるのが私の喜びです」
ここに滞在するゲストは、3頭の馬と野生のカンガルーの群れと一緒に生活します。「特に子どもたちの反応を見るのが楽しみですね。馬やカンガルーどころか、犬も飼っていない家庭もあるのですから」とLarreleさんは続けます。20回連続スーパーホストステータスを維持できているのは、リスティングが人気の旅行先からそう遠くなく、かつ喧騒から離れてくつろげるお部屋をゲストに提供できているからだと思います。また、希望に応じて、のんびりゆっくりと自然に溶け込むような農場生活も体験できます。
動物に一緒に餌をあげるゲストもいれば、馬の毛のブラッシングを手伝ってくれるゲストもいます。窓の外でカンガルーがぴょんぴょん跳ねている音で目覚めるゲストもいますよ。こんなことって、どこでもできる体験じゃないでしょう?
Larrelleさん、Airbnb スーパーホスト
Vickyさん(イギリス、ペンザンス在住)
2006年、VickyさんとパートナーのJoeさんはロンドンを離れ、海の近くでレコーディングスタジオを構えて自身の音楽レーベルをはじめる夢を実現するために、コーンウォールの入り組んだ海岸沿いにあるペンザンスへと引越してきました。ふたりは見事なビクトリア朝の石の家を購入し、ユニークなスタイルのアンティーク家具や楽器をはじめ、いろいろなものをそろえました。一緒に働くミュージシャンに家を解放するのがとても楽しくて、Airbnbホストをはじめるきっかけになりました。
スーパーホストステータスを20回連続で獲得できたのは、今となっては「家」となったこの街の美しさをゲストに説明するのが大好きだからこそだと、 Vickyさんは言います。中には、収録スタジオ内を歩き廻り、運が良ければ演奏中のアーティストに会ったユニークな経験をしたゲストもいます(ゲストには海外ツアーに出るほど有名になった方もいるようです)。しかしそれ以上に、おもてなしを通じたゲストとの個人的なつながりを楽しんでいます。
ゲストにはおいしくて健康的な朝食を作っています。人生について話をしたり、希望があればこの街のおすすめをシェアしたりもしますよ。お互い、自然なつながりを感じることもあります。朝食を食べながら2時間も話に夢中になった後、ゲストが「そういえばコーンウォールを見て回るためにここに来たんだっけ」なんて気づくこともあるんですよ
Vickyさん、Airbnb スーパーホスト
ダイスケさんとヒラさん(日本、静岡県藤枝市在住)
ダイスケさんとヒラさんは、静岡県藤枝市近隣の息をのむほど美しい農村にある伝統的な日本家屋を購入し、ホストとして旅行者を受け入れ、地域の文化を紹介したいという夢を抱いていました。しかし、その地域では、昔から家は家族の間で代々継がれていくものであり、売りに出される家を見つけるのは難しいということは知っていました。今では世界中からゲストが訪れる築96年のこの家ですが、見つけた当時はとても荒廃していたのです。苦労の末に改修した結果、地元案内人がいなければできないような体験ができるだけでなく、あまり知られていない日本のさまざまな一面をゲストに紹介する機会をつくり、さらに田舎の魅力を発見できる場へと生まれ変わったのです。
スーパーホストプログラム開始以来、ダイスケさんとヒラさんは、ゲスト一人ひとりに合わせたユニークなおもてなしが好評でした。「ゲストが到着する1週間前に、どんなことに興味があるのかを知っておくために連絡を取ります」とダイスケさんは話します。「そして、最寄りの駅で出迎えて、家に向かう途中で少し辺りを紹介します。田んぼ、竹林、緑茶畑、村…ゲストとの最初のつながりを作る良い機会です」
「その後、食料品店での買い物を手伝います。全部日本語なので」とヒラさんは付け加えます。「ほとんどのゲストは、私たちの手作りの夕飯を食べてくれます」
ホスティングに加えて、ダイスケさんとヒラさんは竹林業も営んでいます。その竹材を使って地元の職人さんが、バスケット、ランプシェード、バッグなど伝統工芸品をつくっています。ゲストは竹の伐採を体験したり、ダイスケさんと一緒に竹編みワークショップに参加したりできます。誇りに思う文化を共有できるだけでなく、地元の人にとっても世界中から訪れるゲストとの触れ合いを体験できる素晴らしい機会なのです。
心からつながりを感じる人もいるんですよ。あるゲストは、地元から持ってきたお茶をお土産にくれた上、「Airbnbで宿泊したのはこれで32回目だけど、こんな素晴らしいおもてなしを体験したのははじめて」と言ってくれたんです。それを聞いた途端、あまりに嬉しくて泣き出してしまったんです。ちょっと恥ずかしかったけど
ヒラさん、Airbnbスーパーホスト
Youngheeさん(韓国、広州市在住)
ビジュアルアーティストのYoungheeさんと夫のDongwookさんは、アメリカと日本で子育てを終えて韓国に戻ってきたとき、芸術家として二人のビジョンを表現するユニークでモダンな家を建てることにしました。その名もレモンハウス。アートギャラリー、広域市郊外の広大な景色、そして最上階のスイートルームにある独特なレモン型の窓が特徴です。「レモンは私が作品作りでよく使うモチーフです」とYoungheeさんは言います。「気持ちを明るくしてくれるし、孫たちはここで遊ぶのを楽しんでくれます」
YoungheeさんとDongwookさんは、海外で暮らす経験があったからこそAirbnbホストになる勇気があったそうです。そして、ついに20回連続スーパーホストのステータスを維持しました。「夫と私はシンプルな生活を送っていました」とYoungheeさんは語ります。「さまざまな職業や世代の人と出会う。これこそわくわくするアイディアだと思ったのです。自分の経験を共有できるし、ほかの人にも夢を追い続ける勇気を与えることもできると思いました」
Youngheeさんのホストとしての一日は、摘んだばかりの野の花で家を飾り、おいしい朝食を用意することからはじまります。また、ゲストが好みに合わせて地域の文化や自然を体験できるよう、お手伝いをすることも日課です。ゲストレビューを読むと、中には二人に食料品の買い物に連れて行ってもらったり、博物館を案内してもらったり、ハイキングに連れて行ってもらったというゲストさえいます。
私にとってホスティングは、宿泊先を提供するだけのものではないんです。ホスティングは文化的な交流であり、人々への奉仕だと思っています。 私たちの心もホスティングをすることによって癒されるのです
Youngheeさん、Airbnbスーパーホスト
Nalinさん(インド、ニューデリー在住)
ソフトウェア開発者としてこれまで約45か国に出張してきたNalinさんは、従来の企業経営型ホテルに飽きてしまい、家にいるように感じられるAirbnbのリスティングに宿泊するようになりました。宿泊する先々でたくさんの興味深い人々に出会い、故郷のニューデリーでゲストを迎えてそのお返しをしたいと思い、ホスティングをはじめることにしました。「いざホスティングをはじめてみると、思っていた以上に熱意を持つようになりました」とNalinさんは言います。「私自身、根っからの旅人です。ホスティングや旅行を通じて、世界各地ほとんどの主要都市に友達ができました」
Nalinさんは20回連続でスーパーホストに認定されています。ステータスを継続して獲得できたのは、ゲストとのつながりを築き、素晴らしいおもてなしを提供したいという気持ちが強いからだと言います。「たとえ5日間の滞在でも、ゲストにとってはここが『我が家』だと感じてもらえることを願っています。予約した宿泊先に遠くから来た、ただの旅行者ではなく、ここには居場所があるのですから」とNalinさんは言います。
Nalinさんは、Airbnbでホスティングするうちに、当初貸していた一部屋からリスティング数を増やし、現在では8つのアパートを自ら管理するようになりました。お花やAmazon Echoなどのアメニティを用意したり、ゲストの希望に応じた案内や交流を心がけています。
ゲストには必ず会いますよ。好みに応じて町巡りを手伝ってあげたりします。 彼らにこう言うんです、「出かけるとき、おすすめの食事処を知りたかったり、一緒に食べる人がいたらいいなと思ったら電話してくださいね」って。まるで家族であるかのように感じてもらうことが大切なんです
Nalinさん、Airbnbスーパーホスト
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