「酌量すべき事情ポリシー」が全世界で適用

新型コロナウイルス(COVID-19)による影響で世界中で旅行が断念されている状況を受け、Airbnbは3月14日(土)、弊社の「酌量すべき事情ポリシー」の適用範囲を変更いたしました。Airbnbの酌量すべき事情ポリシーの適用対象となるご予約では、ホストとゲストの皆さまはキャンセル料やペナルティなしにご予約をキャンセルすることが可能です。本ポリシーは現在、2020年3月14日以前にご予約され、チェックイン予定日または体験実施予定日が2020年3月14日から2020年4月14日までのいずれかの日付にある宿泊先およびAirbnb体験のご予約に適用されます*。

本ポリシーは、4月1日(水)に平常時の酌量すべき事情ポリシーに戻る予定の中国本土での国内旅行を除き、世界中のすべての国および地域の宿泊先および体験のご予約に適用されます。新型コロナウイルスに関するAirbnbの酌量すべき事情ポリシーの詳細は、こちらでご確認ください。

Airbnbでは、今回の決定がAirbnbで生計や収益の多くを得ている世界中のホストの皆さまにどれだけ大きな影響を及ぼすかを理解しています。今後数日間から数週間かけて、この極めて困難な時期にホストの皆さまをサポートできるよう、新たなツールおよびプログラムの開発に取り組んでまいります。ホストとして登録しているAirbnbの社員も多く、ホストの皆様がおかれている状況の厳しさを共有しております。これまでも、ホストの皆さまをサポートすると同時に、コミュニティの福利を守るために取り組んでまいりましたが、今後、ホストの皆さまをより一層サポートできるよう努めてまいります。また、本ポリシーに基づいてキャンセルされたご予約に対し、Airbnbが手数料や何らかの請求をすることはありません。この困難をともに乗り越えていきましょう。

この度、ゲストがキャンセルすることを、通常時の設定されているキャンセルポリシーの例外として了承くださった世界中のホストの皆さまの善意に心より感謝申し上げます。先月のAirbnbでの予約キャンセル状況を調べしたところ、ゲストによって支払われた金額の86%が返金されていることがわかりました。

コミュニティの皆さまが疑問点を少しでも早く解消できるよう、Airbnbではヘルプセンターに世界保健機関(WHO)ならびに各国および地域の当局による最新情報や各種ガイダンスを随時更新していますので、ぜひこちらもご覧ください。最新情報を掲載しているAirbnbのメインページの閲覧回数はすでに数百万回に達しています。また、ホームページにバナーを載せ、ペナルティなしにキャンセルが可能であり、ゲストには全額返金される旨をコミュニティの皆さまに情報発信しています。

今後の旅行について変更を検討されているゲストの皆さまには、Airbnbのサイトまたはアプリの「旅行」セクションから、ご自身の予約を選択し、ご予約の変更またはキャンセルの関連情報をご確認いただくことをおすすめします。

Airbnbでは事態の進展を引き続き注意深く確認し、最新情報が入り次第、皆さまにお伝えいたします。

現在においても数百万人もの旅行者の皆さまが国内旅行、短期滞在、長期滞在などあらゆるタイプのリスティングをAirbnbでご予約いただいていることに心より感謝申し上げると同時に、新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮し、各宿泊先に適用されるキャンセルポリシーをよくご確認の上、それぞれに最適な宿泊先を選択されることを旅行者の皆さまに強くおすすめしています。Airbnbホストの皆さまは、柔軟な旅行オプションを幅広くご用意し、コミュニティをサポートされています。新型コロナウイルスにより旅行業界全般は打撃を受けています。しかしこのような事態の中にあっても、大切なご旅行の際に、ホストとゲストの双方をしっかりとサポートするための各種ツールやポリシーを提供できるよう引き続き取り組んで参ります。

*2020年3月15日以降に確定したご予約:ゲストまたはホストが新型コロナウイルスに感染した場合を除き、2020年3月15日以降に確定したリスティングおよびAirbnb体験のご予約には、Airbnbの酌量すべき事情ポリシーは適用されません。ホストのキャンセルポリシーが通常どおり適用されます。予約を入れる際には、ホストが設定したリスティングのキャンセルポリシーをよくお読みの上、適用されているキャンセルポリシーの内容を十分にご理解をいただいた上でご選択ください。