住宅宿泊事業法の成立に関して

本日、住宅宿泊事業法が成立しました。Airbnbにとってアジアで最も人気の旅先である日本のニーズを反映した、シンプルでわかりやすく現実的な本法律が成立したことは、日本のホストコミュニティ、そしてこれからホストになりたいと考えている方々にとって素晴らしいニュースであり、大変嬉しく思います。

ホームシェアを含む住宅宿泊事業は、日本に大きな可能性をもたらします。2016年だけで、Airbnbのホストコミュニティによる日本経済の押し上げ効果は約9,200億円(83億ドル)でした。観光業を拡大、多様化し、かつ、空き家の活用にも繋がります。

本法律の成立は、旅行者にとっても喜ばしいニュースです。Airbnbを利用して日本を旅するゲストは、ユニークな体験を求めています。このようなニーズは、本法律をきっかけにさらに拡大すると考えられています。

過去1年間に、約500万人が日本を訪れ、Airbnbを利用しました。47都道府県、さらに各都道府県の典型的な観光地以外を訪れ、地域経済の活性化に貢献しています。

本法律に基づき、住宅宿泊事業が日本全国に広まると、中長期的にも多岐にわたる便益を生み出すきっかけになると考えており、地域社会に配慮し、持続可能な形で、ホームシェアを含む住宅宿泊事業が日本全国で普及するよう、引き続き日本政府、地方自治体や関係者の皆様と協働させていただく所存です。

参考記事:

  • CNET Japan