バハマサバティカル〜Airbnbで人生を変える長期休暇 〜バハマで過ごす2ヵ月間

  • 現地の人のように島で暮らしながら、観光客を呼び戻すために奮闘するバハマ人の活動に加わる、人生に一度のチャンスです。バハマは昨年9月に猛威をふるったハリケーン「ドリアン」からの復興を観光業に頼っています。
  • ピンク色の砂のビーチや世界最大級のサンゴ礁の生態系をはじめとする、観光客にあまり知られていない自然豊かな地域を訪れて、バハマの本物の文化や自然資源の保護活動をサポートしながら、700もの島々から成るバハマ諸島に数多くある様々な観光スポットを探ります。今年最初に行われる本プログラムは、イタリアや南極で行われたサバティカルと
    同様に、「周りの人や社会に貢献する活動に参加して、人生が変わる体験をしよう」という理念に基づきます。
  • 応募資格は、年齢18歳以上、2020年4月から5月まで2ヵ月間バハマ諸島に滞在し、NGO「Bahamas National Trust」のボランティアとして活動可能な方で、なおかつ十分な英会話能力を有していることが条件となります。

Airbnb (本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下:Airbnb、日本語名:エアビーアンドビー)は、バハマ国内にある32の国立公園を保護する地元のNGO「Bahamas National Trust」と提携し、5名の参加者にバハマ・サバティカルをお届けします。日常生活から離れ、エコロジカルオアシスで暮らす体験は、人生を変える契機となるでしょう。

参加者には、世界で屈指の透明度を誇る海に浮かぶ700を超える島々と2,400の岩礁からなる諸島の各地に滞在しながら、観光収入に依存するバハマの変革を助けるべく、かつて栄えた産業を再強化し、自然資源を保護するために、地元の人々と協力する新しい方法で、バハマを体験していただきます。生態系の変化と人口減少による問題に直面する同国の産業は、バハマ人が数百もの島が持つつながりと島同士の帰属感を表すために親しみを込めて呼ぶ「ファミリーアイランド」の自治と自給を確立する上で重要な役割を果たしています。

近年、さらなるバハマの持続可能な未来につながる道を拓くため、数名のバハマ人が立ち上がり、農業や倫理的な漁業、サンゴ礁の再生に根ざした伝統的な手法を取り戻そうと呼びかけています。地元の人々によるこうした取り組みとBahamas National Trustの使命が相まったバハマ・サバティカルを通じて、参加者は地元とチームを組んで発展途上の産業を支援し、複数の国立公園を保護し、持続可能性を高める活動の中で、コミュニティリーダーがより効果的にメンバーを導いていけるよう支援します。

「バハマはビジネスに前向きです。一部の島は現在でもハリケーン『ドリアン』の被害からの復興途中ですが、大半の島々は観光客を迎える準備ができています」とBahamas National Trustのエグゼクティブ・ディレクター、Eric Carey氏は言います。「バハマの文化と資源を今後さらに守り、多様性に満ちたこの国や人々の生活を世界中の人に伝えていく上で、Airbnbと連携できるのは願ってもない機会です」

参加者は4月から2カ月間、ハリケーンによる被害を免れたアンドロス島、エグズーマ島、エルーセラ島という美しい3つの島を拠点に、地元の文化を深く知り、重要な自然保護区で行われている複数のプロジェクトにご協力いただきます。

  • 世界で3番目に大きなサンゴ礁の生態系があるアンドロス島では、水中・旅行写真家のKatie Storr氏と一緒に、ノース・マリン・パークでのサンゴ礁再生プログラムに携わっていただきます。サンゴ礁の断片を育成し、成長させてから被害を受けた全域のサンゴ礁に移植できるよう、新しい育成施設の創設、立ち上げに取り組みます。また、ブルーホールの探検や、海綿体の採取などの活動も予定されています。
  • バハマ国立公園の第1号であるエグズーマ島は、たくさんの魚やさまざまな海洋生物が生息する、澄み切った美しい海に囲まれていることで有名です。ここではフリーダイバーのAndre Musgrove氏と協力して、参加者は侵入生物種のハナミノカサゴにより荒らされた他の海洋生態系であるエグズーマ・ケイズ・ランド&シーパークの再現に取り組みます。ハナミノカサゴの数を慎重に抑えることで、サンゴ礁に優しい他の海洋生物が生息、繁栄できるようになります。さらに、巻き貝の保護活動、伝統的な船づくり、セーリングにも参加可能です。
  • ピンク色の砂浜が特徴の細長いエルーセラ島には、伝統的な薬草研究センターでもあるレオン・レビー・ネイティブ・プラント保護区をはじめ、自然にちなんだ場所が多数あります。ここでは、主席ガーデナーを務めるOmar Mcklewhite氏の指示のもと、在来木の繁殖方法を学び、ブッシュティー農園を立ち上げます。さらにエルーセラ島に滞在中は、在来種の研究、パイナップルの伝統栽培、海塩の採取にも取りん組んでいただけます。

2カ月間のプログラムの終わりには、各参加者がコミュニティリーダーと協力し、未来の世代が収入を生み出せるよう、伝統的な栽培方法や漁業の持続可能性を促す長期プログラムをつくります。また、持続可能な未来に向けた取り組みに貢献しながら、地元コミュニティの収益増につながるよう、バハマ諸島を訪れる観光客向けの新しい体験も考案していただきます。

Airbnbグローバル政策&広報担当最高責任者のクリス・レヘインは、「バハマの復興活動が進む中、Bahamas National Trustと協力して、観光産業を重要な収入源とする国の人々への注目を集めるサポートができるのは光栄なことです。一連の取り組みを持続的にするため、バハマ・サバティカルプログラムの終了後もAirbnbを通じてバハマの観光産業を促進するための覚書を観光省と締結しました。バハマは特別な場所です。バハマ諸島のいずれかの島に滞在した人なら誰でも、その空気、太陽、ビーチ、食べ物、コミュニティ、そして何よりも地元の人々の素晴らしさに感動するでしょう」と言います。

ご応募は、こちらにアクセスの上、応募書類にご入力ください。事前に、ウェブサイトにある選考ルールをよくお読みください。応募資格は、年齢18歳以上、2020年4月から5月までの2カ月間バハマ諸島に滞在し、NGO「Bahamas National Trust」のボランティアとして活動が可能な方、なおかつ十分な英会話能力を有していることが条件となります。島の生活に貢献するという固い決意を示していただき、ご応募ください。 

バハマ・サバティカルについて
Bahamas National Trustが推進、バハマ観光省が後援、またAirbnbが支援をするプロジェクトです。参加者5名の最終選考結果は、2020年3月25日(水)に発表します。今回のサバティカルは、年齢が18歳以上で、次のいずれかの国/地域にお住まいの方が対象です。アルゼンチン、オーストリア、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、中国本土、デンマーク、ドバイ、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、インド、イタリア、日本、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、ロシア、シンガポール、南アフリカ、韓国、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、英国、米国。選考ルールこちら。

Bahamas National Trustについて
Bahamas National Trustは1959年の設立以来、バハマ固有の多様な国立公園システムの管理機関、代弁機関としてバハマの国立公園における管理サービスを提供してきました。Bahamas National Trustは、地域の美しく豊かな自然を未来の人も楽しみ、今後もその利益を享受することができるよう、32の特別国立公園の自然環境の保護に取り組んでいます。健やかな森とサンゴ礁、そして海岸は、観光業と漁業というバハマ人の生活に欠かせない2大産業に経済的利益をもたらしてくれます。