2018年11月15日(日本時間): 大分県、全日本空輸株式会社(本社:東京都港区、以下:ANA)及びAirbnb Japan株式会社(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下「Airbnb」)は、国内外へ大分の魅力を発信し、観光客の増加による地域の活性化を目指すため、大分県企画振興部長 岡本天津男、全日本空輸株式会社大分支店長 伊藤勝弘、Airbnb Japan株式会社 代表取締役 田邉泰之の間で、11月14日に覚書を締結しました。この覚書に基づき、三者は、大分県の豊かな観光資源を味わうことができる宿泊施設や体験プログラムの受入態勢整備及び国内外からの旅行者に対する情報発信を通じて、旅行者の来訪促進に取り組み、交流人口の増加を通じた地域活性化を目的に協働していきます。
大分県は、観光庁の宿泊旅行統計調査によると訪日外国人旅行者の伸び率が前年比167.7%増と全国一位であり、海外からの旅行者の目的地として近年注目を集めています。今後は、国際的スポーツイベント等によるさらなる注目拡大が見込まれており、大分県は地域の文化・自然等を味わうことのできる宿泊場所「農村民泊」及び体験の開拓を行っています。
三者は、大分県内の温泉・天然自然・文化など、大分の豊かな観光資源を、ANAやAirbnbのネットワークを通して国内外に対して情報発信し、旅行者の来訪促進を図ることで交流人口の拡大を通じた地域の活性化を目指していきます。
提携の内容
・大分県の豊かな文化・自然・食等を味わうことのできる宿泊施設「農村民泊」や体験プログラムの受入態勢整備及び情報発信を実施する
・大分県への来訪が予想される日本国内外の潜在的旅行者に対して、マーケティング及び大分県の特色を活かした誘客キャンペーンを実施する
・その他、旅行者の大分県滞在を促進するために解決すべき課題及びニーズを洗い出し、三者のネットワークを活かした施策を実施する
具体的な取組の一例
・農村民泊家庭への支援:農村民泊家庭に対するAirbnb登録セミナーの実施、写真撮影等の登録支援
・宿泊客開拓および利用促進:ANA各種ツールを利用したANAマイレージクラブ会員約3200万人ならびにご搭乗者様へのアプローチを検討実施
・Airbnbへの体験プログラムの掲載やANAウェブサイト等での大分県の魅力発信