2020年を前に、建築家、隈研吾氏と共にインスピレーションを一緒に感じるAirbnbの特別な「体験」予約を開始

Airbnbは本日、建築家、隈研吾氏による1日限定の特別な「体験」を実施すると発表しました。

世界的に有名な建築家である隈氏がホスト役となり、7月31日に、5人のゲスト(先着順)をAirbnbの「体験」に案内します。記念碑的プロジェクトの裏に隠された思いを語ります。

当日は、青山にある隈研吾建築都市設計事務所に集合した後、隈氏より国立代々木競技場についてお話します。丹下健三氏が1964年の東京オリンピックのために設計したこの競技場に感銘を受け、隈氏は建築家を志すことを決めました。ここではこの競技場が、隈氏の建築とデザインの考え方にどのような影響を与えたのかといったお話をまじえながらゲストとの最初の交流を深めます。

その後、隈氏自身が手がける新国立競技場へと場所を移します。この新国立競技場は、2018年現在、建設段階に入っており、2020年、東京のメインスタジアムとして使われることが決まっています。隈氏には、新競技場建設に使用されている素材や制作プロセス、デザインにつながったインスピレーションなど、隠されたストーリーを語っていただくことになっています。

そして、ツアーの締めくくりとして、サニーヒルズの屋上を訪れます。台湾のパイナップルケーキ専門店のために設計されたこの建物は、代々木競技場とはまったく違った様相ではあるものの、隈氏のトレードマークである組み木を使用した革新的なデザインとなっています。ゲストは、お茶とケーキを味わいながら、隈氏とゆっくり会話をしていただけます。

「丹下健三さんが設計した国立代々木競技場のプールに私が行ったのは小学生のときでした。そのときの衝撃は今でも忘れられません。新国立競技場を手がけることになったことは、大変感慨深く、全力で取り組んでいます。また、2020年に向け訪日観光客が増える中、全ての旅行者に“居場所”を提供したいというAirbnbとこのようなコラボレーションができることになったのも何かの縁と感じております。当日のゲストの皆さんとは、私が建築家としてどのようなインスピレーションを受けているのかを、最後にはお茶会を楽しみながらゆっくりと語り合いたいと思います。」

隈研吾氏

Airbnbの「体験」サービスは2016年11月にスタートし、現在は日本の関東、関西、福岡、沖縄を含む世界800以上の都市で1万4,000種類の体験を提供しています。東京での「体験」は、Airbnb「体験」の中でも人気都市の上位となっています。Airbnbは、多くの人と情熱を共有し、独自の視点から地域体験やおもてなしを提供したいと考える現地の人がさらに増えることを期待しています。

隈氏の建築は、木材などの自然素材を使用した、環境に溶け込む建築が特徴的です。 20カ国以上で隈氏が手がけた建築物を見ることができ、多くのAirbnbのリスティングの近くでその傑作の数々を楽しむことができます。

またAirbnbのゲストは、地元のエキスパートたちから、象徴的な建物についての洞察を得ることもできます。隈氏自身が示唆しているように、建築に関する観光の成長は、多くの建築をテーマにしたAirbnbの経験の数々にも見てとれます。

Airbnbプレスルームはジャーナリスト向けに作られています。Airbnbプレスルームで言及されているリスティングや体験は全て、インスピレーションを与え、イメージを膨らますためのものです。特定のリスティングや体験をAirbnbのプラットフォーム上で推奨することはありません。