Airbnbが新たに「クッキング体験」カテゴリを開始

  • 75か国以上で、3,000件を超えるユニークなレシピを作って学ぶ体験が予約できるようになりました 
  • 英国テレビ番組の司会者で料理実業家Prue Leith氏、世界的に有名なメキシコ料理のシェフEnrique Olvera氏、シンガポールのレストランオーナーViolet Oon氏もクッキング体験の新しいホストとして参加
  • 新しい体験カテゴリの誕生を祝い、世界トップの家庭料理の達人100名様を、一生に一度のイタリア料理の旅にご招待。モモフクの創業者兼シェフDavid Chang氏(と同氏のお母様Sherriさん!)も同行します
  • 締め切り:2019年12月23日午後11時59分(米国東部標準時)*日本時間12月24日午後1時59分。応募はこちら(airbnb.jp/cooking)から
  • 対象:全世界から100名/選ばれた100名は25名ずつ、2020年6月15日、22日、29日、7月6日にはじまる全4コースの1つにご招待

世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームの Airbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下:Airbnb、日本語名:エアビーアンドビー)は、世界中の家族秘伝の料理をつくって楽しむ新カテゴリ「クッキング体験」を開始します。メキシコのおばあちゃん自慢のレシピからウズベキスタンの伝統的な家庭料理まで、これまで友人や家族の間でのみ伝えられてきた、75を超える世界各国の3,000件ものユニークなレシピをゲストが体験できるようになりました。

Airbnbの「クッキング体験」は、食をとおして文化を理解する、今までにない方法を提供します。著名な先生がトップダウン式に生徒に教え、時間がかかるこれまでの料理教室とは異なり、当社のすべての「クッキング体験」の中心にあるのは「人とのつながり」。ホストとゲストは力を合わせて料理を作り、みんなで食卓を囲みます。家族農家の人々パティシエをはじめ、世界各地のホストが伝統レシピを教え、食にまつわる話を共有しながら、料理の背後にある深い意義を伝えていきます。

各レシピの特徴を後世に伝えるため、Airbnbの「クッキング体験」は、「スローフード」(地域に長年伝わる食文化と伝統を守る世界的な草の根団体)からアイディアを得たガイドラインに基づき審査済みです。審査過程では、各々の体験ホストが食にまつわる個人的な話をとおして各レシピのエッセンスを伝え、体験で紹介する料理の伝統について深い知識を有していることを確認します。

クッキング体験の発足を祝い、ブームを呼ぶ秘伝料理を見いだすべく、Airbnbでは、みなさまおすすめの家庭料理人(自己推薦も可)を募集中です。当選者にはイタリア旅行招待というまたとないチャンスが待っています。イタリアでは家族秘伝のレシピを極める術を学び、2020年に出版予定のAirbnb料理本に自慢のレシピを掲載することができます。審査を見事クリアした上位100名の料理人は、著名シェフのDavid Chang氏、およびDavidのお母様Sherriさんと共に、イタリア北部ポレンツォのユネスコ世界遺産にあるスローフードの食科学大学で、5日間の特別講習(4回のうち1回)を受講します。

ワークショップ、試食会、実地見学、食科学大学での授業に加え、Airbnbでカリスマ的な人気を誇るホストNonna Nerinaさんから実践レッスンを受けます。Nonnaさんはローマ郊外にゲストを招き、家族が大切にしてきたパスタ作り教室を提供することでこれまでに15万ドルを超える収入を得てきました。Nonnaさんをはじめとするホストの方々のご活躍により、Airbnbの飲食関連の体験は2018年以来、前年比160%のペースで成長してきました。Airbnbに新登場したクッキングカテゴリは、少人数の和気あいあいとした雰囲気の中で、地域ならではの体験をさせてくれるというまったく新しい原則のもと、Airbnbで大人気の体験を新しいカテゴリにまとめたものです。

Airbnb共同創業者兼最高経営責任者(CEO)のブライアン・チェスキーは、次のように述べています。「創業以来、一緒に食卓を囲むことは、文化の壁を超え人と人とのつながりを深める重要な役割を果たすことに気がついていました。Airbnbクッキング体験により、人々が集まって食事を作り食卓を囲む伝統を取り戻したいと考えています。また、世界中の家族秘伝のレシピが受け継がれていくよう貢献したいと思います。」

Airbnbの提携先スローフードも、アマルフィ海岸での「歩いて、料理して、食べて」やコロンビア、カルタヘナでの「レッツ・レスキュー・フード」、「富士山麓の食材を使ったBENTO BOX作り体験」など、「体と地球にやさしく、生産者にフェアな食をすべての人に届ける」という理念に則った特別なAirbnbクッキング体験を15件ホスティングします。

「家族の秘伝レシピを守り、品質と持続可能性の提唱者となるための相談先としてAirbnbが当団体を選んでくれたことは本当に励みになりました」と、スローフードのPaolo Di Croce事務局長は語ります。「Airbnbクッキング体験は、サステナビリティ基準と食の多様性を守る緊急な必要性を世界中に広め、新しいオーディエンスに呼びかけて食品・観光部門全体を変えるきっかけとなる、またとないチャンスです。旅行者が本格的な旅行を楽しみ、地域のコミュニティについて学び持続可能な食についての認識を高めていけるよう、当団体は長期的に取り組んでいます」 

イタリアに招待される幸運な100名の1人に選ばれるには、家庭料理の達人を推薦し(自己推薦も可)、その方の料理への情熱や家庭料理こそ最高だと思う理由をまとめたエッセイを添えて、https://www.airbnb.jp/d/100cooksからご応募ください。現在募集中で、締め切りは2019年12月23日午後11時59分(米国東部標準時。*日本時間12月24日午後1時59分)です。Airbnb、スローフード、食科学大学の代表者を含む審査員が、幸運な100名を選出します。当選者、および補欠は、2020年1月23日までに選ばれ、結果は1日以内に応募時に提出されたメールアドレス宛てに通知されます。選ばれた100名は25名ずつ、2020年6月15日、22日、29日、7月6日にはじまる全4コースの1つに招待されます。

以下にAirbnbのクッキング体験をいくつかご紹介します。